お風呂で予防!ぎっくり腰になりにくくするオススメ入浴方法

ぎっくり腰になったらお風呂に入ってはいけないって聞きますよね。これはぎっくり腰の原因が傷ついた筋肉にあるので、ぎっくり腰になった状態でお風呂に入ると、筋肉の炎症が悪化してぎっくり腰の痛み症状がさらに悪化してしまうからです。

そのため、ぎっくり腰になったときは激しい痛みが引くまでの3日〜1週間程度はお風呂に入るのは控えておくのが良いでしょう。お風呂に入れなくて身体の汚れが気になるという方は、ぬるめの温度でのシャワーや、濡れタオルで身体を拭くなどの対処法を行いましょう。

このようにぎっくり腰になったときには「お風呂に入るのはNG」なのですが、一方で普段から慢性的な腰痛やぎっくり腰の痛みに悩んでいる方は、お風呂の入り方次第でぎっくり腰を予防する効果も期待できます。

今回の記事ではそんなお風呂に入ってぎっくり腰を予防するオススメ入浴方法を紹介していきます。

なお、ぎっくり腰になってしまったときのお風呂の入り方や適切な温度については、こちらの記事で詳しい内容を紹介していますので、参考にしてみてください。

お風呂でぎっくり腰予防①筋肉の疲れと身体の冷えを和らげよう

ぎっくり腰の原因となる1番の大敵が筋肉に溜まった疲れ」「身体の冷え」です。

筋肉疲労が溜まっている状態だと、ちょっとした刺激でも筋肉が傷つく原因となりぎっくり腰を誘発させます。また、夏のオフィスでの過剰な冷房や、冬の寒さによって身体が冷えていると、血行が悪くなり筋肉の健康状態も悪くなるため、ぎっくり腰になりやすくなります。

そんなときに大切なのが、1日の終わりにお風呂に入ったときに、溜まった筋肉や身体の疲れをきちんと取れるようにすることです。ここではお風呂に入ったときにオススメの筋肉の疲れや身体の冷えをとる方法を3つ紹介します。

お風呂で冷えや疲れをとる方法(1)お風呂に入る前に白湯を飲む

お風呂でぎっくり腰を予防するには、オフィスの冷房や冬の寒さで冷えきった身体を、お風呂でしっかりと体の芯まで温めて、身体の外側の温度だけでなく体内温度まで上げていくことが重要です。

お風呂に入ったときに身体の外側だけが温まり、内側まで温まっていないということは良くあることです。そのため、お風呂に入る前に白湯(温かいお湯)を飲み、事前に体内温度を上げられるようにしておきましょう。

白湯で内側から、お風呂で外側から、身体を両側を温めることで、血行促進効果や内臓機能を高める効果も期待できます。なお、お風呂の温度は40〜42度くらいの少し高めくらいの温度にしておくと、身体がより温まりやすくなるのでオススメです。

お風呂で冷えや疲れをとる方法(2)お風呂から出るときに手首足首に水をかける

お風呂から出るときに「手首足首に水をかける」と、温まった身体から放射される熱を抑える働きが期待できます。人間の身体は末端が温まっていると、恒常性維持機能(ホメオスタシス)が働き、身体全身の体温を平熱に戻すために体温を放射するようにできています。

そのため、お風呂上がりに手首足首などの身体の末端を冷やしておくと体温放射を防ぎ、お風呂から出た後も身体の芯までポカポカした状態をキープできるようになるのです。

手首足首を冷やす際は、風呂桶や洗面器に入れた水に手足を少しつけるだけもOKです。身体の抹消がほどよく冷えて気持ちよくなる程度まで冷やしてみましょう。

お風呂で冷えや疲れをとる方法(3)疲れた筋肉をマッサージする

ぎっくり腰の大敵である「筋肉の疲れ」をとるには、お湯に浸かりながらのマッサージが効果的です。筋肉の疲れは、筋肉の柔軟性が下がり、身体が大きな負荷に耐えにくくなるので、お風呂の中で疲れていると感じる部分を優しくマッサージしてあげましょう。

筋肉をマッサージする際は、自分が気持ちいいと感じられる強さで行います。強い力でやりすぎると筋肉が余計に傷ついてしまうので逆効果になるので注意が必要です。筋肉をもみほぐしながら、血行が良くなっていくイメージをしてあげることが重要です。

また、マッサージはなるべく時間をかけてゆっくりと行うほど効果が高まるので、お湯の温度は少しぬるめの38℃程度に設定するのがオススメです。

お風呂でぎっくり腰予防②ストレスを和らげよう

以前の記事で精神的がストレスもぎっくり腰の原因となることを紹介しました。これは精神的なストレスが溜まってくると、身体全身にも緊張が伝わり、筋肉の柔軟性が失われてしまったり、変に力が入ってしまい姿勢が悪くなったり、身体に余計な負荷がかかりやすくなってしまうからです。

普段から仕事で忙しいと、人間関係や、長時間の残業、お客さんとの接待など精神的なストレスが溜まる機会も多くなりますよね。そんなときこそゆっくりとお風呂に入る時間を作ってぎっくり腰の原因となるストレスを解放していきましょう。

ここでは、お風呂で簡単にできるストレスを解放するオススメの入浴方法を3つご紹介します。

お風呂でストレスを和らげる方法①リラックス効果のある入浴剤を使う

まず最初のお風呂でできるお手軽なストレスを和らげる方法がアロマ入浴剤を使うことです。アロマには香りによって心や身体に作用する様々な効果が期待できます。

アロマセラピーを体感したことがない方だと「なんで香りを嗅ぐだけで心や身体に影響があるの?」と疑問に思うかもしれませんが、この理由は、匂いの分子が鼻のなかの嗅細胞に届くと、それが電気刺激となり脳まで届き、脳の中では刺激に応じたホルモンなどの生理活性物質が発生するからです。

これらの生理活性物質は多くの種類があり、脳にリラックス効果や幸せ感をもたらしたり様々な効果があるので、それに応じたアロマによって心や身体に影響が出てくるのです。

ここでは、普段の仕事で疲れている方にオススメしたいストレス緩和やぎっくり腰予防の効果があるアロマ入浴剤の香りを紹介します。

お風呂で使えるオススメアロマ入浴剤(1)ラベンダー

夜遅くまで残業して、仕事の疲れや興奮で深夜になってもなかなか眠れなくなったという経験はありませんか?

そんなときにオススメのアロマ入浴剤がフローラルな香りで有名なラベンダーです。

ラベンダーはアロマのなかでももっともメジャーなものの1つで、リラックス効果や、安眠効果が期待でき、ラベンダーの成分自体にも鎮静効果があり、筋肉の緊張を緩める作用もあるので普段からぎっくり腰や筋肉の痛みに悩んでいる方にはぴったりのアロマです。

仕事の疲れで身体の疲れや緊張がなかなか取れない、自律神経のバランスが乱れて夜眠りにくいという方は、ぜひ1度はお風呂に入るときにラベンダーの入浴剤を試してみてください。

お風呂で使えるオススメアロマ入浴剤(2)レモングラス

レモングラスは、レモンのような爽やかな香りがするイネ科の多年草です。アジア圏ではトムヤンクンなどのエスニック料理に香り付けとしても使われる植物です。

レモングラスの香りにはリフレッシュ効果が期待でき、緊張感や漠然とした不安感を和らげてくれる働きがあります。そのため心因性のぎっくり腰に悩んでいる方や、筋肉の緊張感を普段から感じている方にオススメのアロマです。

ラベンダーがフローラルな香りだったのに対し、レモングラスはハッキリとした爽やかな香りなので、こういったシトラス系の香りが好きな方はぜひ一度試してみてください。

お風呂で使えるオススメアロマ入浴剤(3)ベルガモット

ベルガモットは、ラベンダーのほのかな甘い香りと、レモングラスの爽やかなシトラス系の香りを併せ持ったアロマです。ベルガモットはミカン科の柑橘類で、レモングラスと同じリフレッシュ効果も持ちながら、ラベンダーと同じ成分が入っているため鎮静効果も期待できます。

このような特長を持っているベルガモットは「天然の抗うつ剤」と呼ばれるほど、精神的ストレスを緩和する効果を発揮してくれるアロマです。

アロマの種類は結局は自分自身の好みにあったものを選ぶのが1番なのですが、ベルガモットは仕事で疲れた心を癒し、前向きな気持ちさせてくれるストレスの緩和効果がもっとも高いアロマの1つなので、職場での精神的なストレスに疲れていたり、毎日鬱々とした気分で姿勢が悪くなっている方は一度は試してみるのが良いかもしれません。

ベルガモットの爽やかな香りで鬱々とした気分も吹っ飛べば、姿勢もよくなりぎっくり腰の原因もなくなるかもしれません。

お風呂でストレスを和らげる方法②ヒーリングミュージックをかける

お風呂に入っているときって、身体がポカポカしてきてそれだけでも気持ちよくリラックスした気分になりますよね。シャワーで身体を綺麗にした後に、湯船に浸かっていると1日の疲れがすっかり抜け落ちていくように。

先ほどはお風呂にアロマ入浴剤を入れることで香りによるリラックス効果を紹介しましたが、次は音によってリラックス効果が期待できるヒーリングミュージックについて紹介していきます。

実は、香りだけでなく、音それ自体にも身体をリラックスさせてくれる効果が期待できるものがあります。音による効果はメロディーによっても期待できるのですが、音の周波数によっても様々な効果が期待できるのです。

ヒーリングミュージックに使われる周波数は、432Hz、582Hz、741Hzなどの種類があり、周波数によって期待できる効果も異なるのですが、まずはご自身が聞いていて気持ちいいと思える周波数を体感しながら探してみてください。

ヒーリングミュージックはYoutubeなどの動画サイトで無料で探すことができます。お風呂に入っているときに自分にあったヒーリングミュージックをかけると、リラックスできる相乗効果が高まるのでぜひ試してみてください。

普段から仕事などで緊張しっぱなしという方は、ヒーリングミュージックとお風呂の相乗効果でリラックス感をより高めれば、筋肉の緊張も緩んでぎっくり腰の症状も緩和されるかもしれません。

お風呂でストレスを和らげる方法③温泉や銭湯に出かけてみる

たまには自宅のお風呂よりも大きな浴槽で、仕事で疲れた羽根を休ませてあげたいですよね。そんなときは近くの銭湯や、休日に温泉に出かける計画を立ててみましょう。

ストレスというのは、自分が意識的に解放できるようにしないと、どんどんと無意識に蓄積されていってしまいます。

  • 仕事帰りに銭湯によって広い湯船でリフレッシュ
  • サウナで疲れやストレスを汗と一緒にデトックスする
  • 休日にのどかな自然のある日帰り温泉までドライブしてみる

こういったちょっとした時間にできる行動でも、日々のストレスの解放にはもってこいです。週に1回でも、月に1回でも時間の許す限りで良いので、プチ贅沢の時間をスケジューリングして、ぎっくり腰の原因にもなるストレスを解放してみてはいかがでしょうか。

お風呂で予防!ぎっくり腰になりにくくするオススメ入浴方法まとめ

今回の記事ではぎっくり腰になりにくくするためのオススメの入浴方法を紹介してみました。

ぎっくり腰の原因は、慢性的な筋肉の疲れ、身体の冷え、精神的ストレスなど様々なものがありますが、日本の心であるお風呂にはいるという習慣を少し工夫してみるだけでも大きな違いが出てきます。

ぜひ今回の記事で紹介したぎっくり腰予防につながる入浴方法を、日常生活に取り入れてみてくださいね。