ぎっくり腰で救急車を呼びたい!そんなときは、呼ぶべきかどうか、しっかり見極めて!

走行中救急車

ぎっくり腰はある時突然来ますので、以下のように動揺してしまうことも多いかと思います。

  • 「初めてぎっくり腰になった!」
  • 「この痛みは今までと違う!」
  • 「全く身動き取れなくなってしまった!」

など、様々な要因に焦ってしまいますよね。その時、「この痛みは救急車を呼ぶべきか?」と思うかもしれません。

結論としては、救急車は原則として本当に緊急を要する場合のみ呼ぶことができるため、ぎっくり腰で119番通報はできません。
しかし、だからと言って「救急車を呼ばない」と判断するのはとても危険です!必ず必要な手順でご自身の症状を確認し、処置を受けてください。

私の知人で、ぎっくり腰ではありませんが別の症状で救急車に乗った話を聞いたことがあります。

最初、症状的には救急車を呼ぶ程のものではないと思っていたらしく呼ばなかったのですが、その後通院した際に、今すぐ救急車で大きい病院に行ってくださいと言われすぐさま救急車に乗せられた、ということがあったようです。

ですので、自分だけでどうすべきかを判断してはいけません。迷ったらまずは専門家の診断を受けてください。

今回の記事では、そのような、「ぎっくり腰になった際に救急車を呼ぶのか。呼ぶ場合、その方法まで」についてまとめてみました。

救急車を呼ぶ前に、まずは救急相談センターに相談!

電話をかける

ぎっくり腰になった時、

  • この痛みは救急車を呼ぶべきかな?
  • でも、ぎっくり腰で救急車を呼んだら迷惑かな?

と思うことがあるかもしれません。他の痛みや症状でも、実際、救急車を呼ぶべきか迷ってしまう人は結構いるようです。

そんな時は、まずは「救急相談センター」に電話をしましょう。専門家の適切な指示を受けることができるので、「救急車を呼ぶべきかどうか」を判断してもらえます

救急相談センターとは、困った時の相談窓口

医師に相談

救急車を呼ぶべきか迷った時や、急な身体の不調、痛み、そしてもちろんぎっくり腰もですが、そんな時なんでも相談できるのが、「救急相談センター」です。

※各都道府県によって名称が異なることがあります。東京都では、救急相談センターと呼ばれています。

こちらは症状を伝えると、専門家が

  • 応急処置について
  • どこの病院にかかるべきか

そして、

  • 救急車を呼ぶべきかどうか

を、指示してくれる相談窓口です。

例として、東京都における救急相談センターの番号は「♯7119」となっております。

※各都道府県によって番号が違ったり類似のサービスをやっているところもありますので、詳しくは各都道府県に問い合わせをしてみて下さい。

基本的に24時間365日対応で、いつでも困った時に電話で相談することができます。

救急相談センターに電話すると、救急車を呼ぶべきか、判断をくれる

電話相談

電話をかけるとまず、自動音声ガイダンスに繋がります。その後、医師や看護師などの専門家と話すことができ、そこで症状を説明し、処置するべきか救急車を呼ぶべきか等のアドバイスを受けられます。
ぎっくり腰の場合も、症状を細かに伝えるようにしましょう。

結果的に緊急性が高いと判断された場合、救急相談センターからそのまま救急車の手配をしてくれますので自分から救急車を呼ぶ必要はありません。

また、電話は本人以外がかけることもできます。自分の家族や知人などが緊急性を要するかもしれない症状になった際、代理でかけることも可能です。

電話をかける前に、お薬手帳を手元に用意したり、最近医師にかかった症状なども伝えられるとより専門家の判断は的確になると思いますし、通話もスムーズにすすめられます。

緊急性が高ければ、すぐに119番を!

緊急通報

救急相談センターは、あくまで困った時に相談する窓口です。ですので、緊急性を要する症状だと思ったら迷わずすぐに119番に電話をかけて下さい。もちろんそれがぎっくり腰だとしても、緊急性を要するようであれば例外ではないです。

基本的に、以下の症状が出た際はすぐに救急車を呼びましょう

  • 突然の痙攣、痙攣が治まらない
  • 大量の出血
  • 意識障害、呼びかけても反応がない
  • 突然の激しい頭痛
  • 冷たくなっている
  • 心肺停止、脈がない
  • 呼吸できない、呼吸をしていない

上記以外にも様々な緊急を要する症状があります。総務省消防庁にて救急車利用マニュアルがありますので、一度目を通しておくことをおすすめします。

原則として救急車は「本当に必要な時」しか呼べませんが、自分にとって「本当に必要」と思った際は、ためらわずに呼ぶようにしましょう。

救急車の呼び方は?救急車が来たらどうすればいの?

緊急通報_スマホ

いざ救急車を呼ぶとなった時は、以下の手順で電話をしましょう。あせらず、落ち着いて電話をすることが重要です。

  1. まずは119番にダイヤルします。
  2. 火事か救急かを問われるので「救急です」と答える
  3. 迎えに来て欲しい住所を伝える。住所の目印も合わせて伝えると救急車が素早く対応しやすくなります。
  4. 現在の症状や、ぎっくり腰の場合はその状態、状況を説明します。
  5. 通報者の氏名と電話番号を伝えます

救急隊員より応急処置の指示がある場合は、その指示に従って救急車を待ちましょう。救急車が到着したら隊員の指示に従ってすみやかに行動してください。

救急車を呼ぶ際に準備しておくもの

靴, 財布

救急車を呼ぶ際は、以下のものを準備しておくと便利です。

  • 保険証や、行きつけの病院の診察券
  • お金の入っている財布
  • 病院到着後の移動手段となる
  • 普段から飲んでいる薬がわかるもの(おくすり手帳

これらのものがあると、救急車を呼ぶ際、また、病院へ向かった際も役に立ちます。

また、自分以外の人が電話をかけることがあるかもしれませんので、自分の住所や氏名を固定電話の横にメモしておくのもいいかもしれません。

その激痛、本当にぎっくり腰?混同しやすい症状と、救急車を呼ぶべきかについて

電話をかけるか

腰の痛みの種類は様々ですが、経験したことがあったとしても
この痛みがどの症状だとは分かりにくいですよね。

そこでここでは、腰にくる痛みの主な症状と、ぎっくり腰との違い、また、救急車を呼ぶべきかについて解説していきたいと思います。

症状① 坐骨神経痛

座骨神経痛

坐骨神経とは腰からお尻の方へ下に伸びて足先まで通っている神経のことで、坐骨神経痛とはその名の通りにこの坐骨神経が筋肉のゆがみなどが原因で痛むことです。

ぎっくり腰の場合は痛みが強くて座れない時でも痛むのは腰や股関節まわりだけなのに対して、坐骨神経痛の場合は太もも(特に裏側)まで痛みが出るのが大きな違いです。

基本的にはぎっくり腰同様救急車は呼ぶべきではありませんが、痛みの程度もありますので救急相談センターに相談するなどして判断してください。

坐骨神経痛に関しては、こちらの記事でも記載しています。

症状② 椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア, 骨

椎間板ヘルニアは有名な症状のひとつですが、椎間板という背骨の間にあるクッション代わりの軟骨内の髄核が飛び出すことで起こります。

飛び出した椎間板が背骨の神経を圧迫することで痛みますが、ズキズキという鈍い痛みや刺されるような痛みを感じる部分が、ぎっくり腰との違う点です。ぎっくり腰のように急に激痛を伴うケースだけでなく、時間をかけて痛みが悪化する場合もあります。

基本的には救急車を呼ぶほどの緊急性はありませんが、ひどいときには感覚が麻痺するケースもありますのでその際は救急車を呼ぶことも検討しましょう。

症状③ 大動脈解離や大動脈破裂等

大動脈

大動脈解離や大動脈破裂はその名の通り大動脈が破裂してしまうことを言い、ぎっくり腰と違ってより強い腰の痛みや、胸や背中にも激痛が生じることが多いです。

ほとんどの場合激痛で動けなくなり意識を失うこともありますので、この場合はすぐに救急車を呼びましょう

ぎっくり腰と類似性のある腰の痛みを伴う症状について3つの例を挙げましたが、腰痛はこれ以外にも多くの症状があり、混同しやすいものばかりです。

もし救急車を呼ぶ場合は、自分が今どこが痛いのかどのような痛みなのかをしっかりと把握し、適切な判断、処置をしてもらえるようにしましょう。

ぎっくり腰で救急車を呼んでも大丈夫?呼んでもいいかどうか、しっかり見極めましょう!まとめ

今回の記事ではぎっくり腰になった時に救急車を呼ぶべきか?救急相談センターとは?ぎっくり腰と類似の症状ついて解説しました。

救急車を呼ぶべきかどうかを迷った際は救急相談センターへ相談することができますが、自分にとって本当に救急車が必要と思った際はためらわずに呼ぶことが大切です。