ぎっくり腰は再発も多い症状

ぎっくり腰は正しく処置すれば発症から2、3日で激しい痛みはおさまりますその後、1〜2週間で徐々に痛みは引いていくのですが、ほとんどの人がこの治りかけの時にぎっくり腰を再発してしまいます

ミヤネおばさんミヤネおばさん

治りかけの時にしっかり生活習慣を見直すことで、ぎっくり腰の早期回復・再発の予防ができます。油断しないでしっかり治しましょうね。

ぎっくり腰は大きく分けて2つの状態がある

まず自分がぎっくり腰の、どの状態なのか以下の例を参考にしっかり把握してください。状態によって対処方法が全然違うので自分の腰の状態をしっかりと把握してぎっくり腰の再発を防ぐための最善の方法を実践してください。

1、ぎっくり腰になったばかりの急性期

「ギクッ」と嫌な音を立てて動けなくなった直後の状態。少し動くだけでも腰に激痛が走るこの時は早急に腰を冷やして安静にします。

湿布やコールドスプレーは一時的に体の表面を冷やすことしかできないので、袋に氷水をいれて直接腰に当てるのがおすすめです

また、ぎっくり腰を発症したばかりのこの時は焦らないで、激しい痛みが引くまでベットで横になるなどしてなるべく安静に過ごしましょう

※発症期の適切な腰の冷やし方はこちらで詳しく紹介していますので参考にしてください。

2、激しい痛みが引いて腰にピリピリした痛みを感じる慢性期

治りかけの慢性期に入ると、激しい痛みは無くなりますが腰に負荷のかかる体勢をとると腰にピリっとした痛みを感じます。

治りかけの慢性期になると、腰に負担のかかる姿勢をとるとピリっと痛みを感じます日常生活で一度痛みを感じた姿勢は取らないように意識すれば慢性期に感じる嫌な痛みは回避できます。

「ぎっくり腰は動いて治そう」と言われるのは激しい痛みが引いた治りかけの慢性期のことです。間違っても発症したばかりの急性期にストレッチやトレーニングを行わなないようにしてください。急性期に無理してストレッチなどを行う炎症が悪化してぎっくり腰を悪化させてしまう原因になります

ぎっくり腰は治りかけが要注意

ぎっくり腰は、人によって程度は変わりますがしっかり冷やして安静にしていれば2、3日で激しい痛みは落ち着いてきます。ですが、激しい痛みが引いてくるこの治りかけの時期にしっかりとケアしなければぎっくり腰の再発リスクを高めてしまうことになります

少し前までぎっくり腰を発症したら治るまで安静にしていた方がいいと言われていましたが、最近は激しい痛みが引いたら、なるべく通常の日常生活を再開して、無理のない範囲で運動することがぎっくり腰の早期回復に効果的だといわれています。

ぎっくり腰が治りかけの時はどんな運動がいいの?

激しい痛みが引いて動けるようになった治りかけの時は、激しい運動やトレーニングは避けて、自宅の周りをウォーキングしたり、エレベーターやエスカレターは使わずに階段を使うなどして、なるべく歩くようにしましょう

また、腰に負担なくできるトレーニングとしては水中ウォーキングもおすすめです!

水中は浮力が働くので地上より関節への負担を抑えて運動することができます。プールが近くにある人はぜひ、再発予防も兼ねて水中ウォーキングを取り入れてみてください。

水中でウォーキングする時は体を起こしてまっすぐ歩くと水の抵抗で体が反ってしまい腰に負担がかかります。上体を少し前傾させて腕で水を掻きながら無理のない歩幅でゆっくり歩きましょう。

水中運動は関節に負荷をかけないメリットに加え、血行改善の効果も期待できます

水は空気より熱伝導率が約25倍ほど高く、熱を伝えやすいという性質を持っているので、体温より温度が低いプールの中では、体温を下げないために皮膚血管の収縮作用が生じて全身の血液循環が促進されることで血行改善も期待できます。

急性期に動かずに安静にしていると筋肉が凝り固まってしまいますが血行改善で血の巡りがよくなると凝り固まった筋肉をほぐしやすくなります

ぎっくり腰の治りかけの時の入浴は大丈夫?

ぎっくり腰になったばかりの急性期の段階では入浴はおすすめしません

ぎっくり腰の強い痛みがある急性期では腰に炎症がおきている状態なので、この時入浴してしまうと血行が良くなることで、炎症物質が広まり症状が悪化してしまいます。

ですが、ぎっくり腰の激しい痛みが引いて治りかけの慢性期になれば、入浴することも良いでしょう。血行を良くすることで、安静にして凝り固まった筋肉や靭帯も柔らげ回復を早めてくれます

※ぎっくり腰になった時の入浴についてはこちらで詳しく説明しています。

ぎっくり腰が治りかけの時は生活習慣に要注意!


ミヤネおばさんミヤネおばさん

腰の痛みが引いて治りかけの時にぎっくり腰が再発してしまうのはこれまでの生活習慣に原因があるのよ。

腰田さん腰田さん

生活習慣を改善しないとまたあの痛みが襲ってくるのか・・・。でも、どこを改善したらぎっくり腰の再発を防げるんじゃ?

ミヤネおばさんミヤネおばさん

わかりました。治りかけのぎっくり腰の時に気をつけるポイントと改善方法を5つ教えますね。

腰田さん腰田さん

おぉ。教えてくれるんじゃな。こりゃ〜助かるわ。

治りかけの時に注意する5つのポイント

ぎっくり腰が治りかけの時の注意点① 朝ベットから起きる時

朝起きたときにはすぐには起き上がらず、一旦寝たままの状態で横へ寝返りをうってから、腕の力を使ってゆっくり体を起こすようにします勢いよく起き上がってしうと寝ている間に凝り固まった腰に大きい負担がかかってぎっくり腰の再発を招いてしまいます

ぎっくり腰が治りかけの時の注意点② 立ち上がる時

立ち上がる時は勢いよく立ち上がると腰への負担がかかってしまします。勢いよく立ち上がらずに、両足をかるく開いてヒザやイスなどに手をついたりして、なるべく腰に負担のないよう立ち上がります。

ぎっくり腰が治りかけの時の注意点③ 洗顔・歯磨き・荷物を持ち上げる時

ほとんどの人が洗顔や歯磨きの時に無意識に腰を曲げていると思います。腰を曲げると上半身の重さがそのまま腰への負担になるので、膝を落して体全体を沈めて行うようにします。

荷物を持ち上げるときも腰を曲げて持ち上げるのではなく、しっかり体全体を落として下半身の力を使って腰へ負担をかけないようにして持ち上げます。

ぎっくり腰が治りかけの時の注意点④ 歩き方

背筋を伸ばして胸を張って上体をまっすぐにして歩きます。また、スマホを操作しながら歩くと首が前に出て猫背になってしまい腰に負担がかかります。歩きスマホが習慣になっている人は悪い習慣とおさらばするにはいい機会です。

大股で歩くと、かかとから着地してしまうので腰への負担が大きくなります。無理のない歩幅で足全体から着地する歩き方をして腰への負担を減らす意識を持ってください。移動距離の長い人はウォーキングシューズがおすすめです。

仕事の時などウォーキングシューズを履けない時は、クツの中に厚めの中敷を入れて腰への負担を抑えることもできます。

ぎっくり腰が治りかけの時の注意点⑤ 座り方

イスに座る時はなるべく深く腰かけるようにして、長時間イスに座ることは避けてください。ながくても1時間に一度は立ち上がったりストレッチをして血行を良くして腰の筋肉が凝り固まるのを防ぎます。

治りかけのぎっくり腰の注意点まとめ

ぎっくり腰になったらまず、自分の腰の状態を把握して激しい痛みが引いた治りかけの時にウォーキングなどの軽い運動・生活習慣の見直しをすることで再発の予防をすることができます。痛みが引いたからといって油断しないで治りかけの時にしっかりとケアしましょう。

腰痛の改善でストレッチがいいと聞いたことがあると思いますが、治りかけの時はストレッチよりウォーキングなどの軽い運動・生活習慣の改善が大事です。