若い人,ぎっくり腰

ぎっくり腰と年齢に関係性はあるのか?!

ぎっくり腰と聞くと、年齢の高いお年寄りが顔をしかめて腰を抑えて痛そうにしている様子を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?でもぎっくり腰って年齢が高い方だけに起こるものかというと実はそうでもないんです。

確かに年齢が上がるにつれてぎっくり腰になる人は多くなってきます。ですがそれは単純に年齢が高くなってきたことが直接的な原因ではなくて腰に負担をかけてしまうような習慣を重ねた結果、痛みを生じるようになったタイミングが年齢が高くなってきたときに重なるからです

腰に負担をかけるような習慣をしていれば、年齢が若くてもぎっくり腰になる可能性は高くなりますし、実際20代や30代という年齢層でもぎっくり腰になる人はたくさんいます。逆に普段から腰に負担をかけるようなことをしていなければ高年齢でもぎっくり腰にあまりなりません。

そこで今回の記事では年齢のせいと勘違いしやすい、ぎっくり腰を引き起こしやすくなる本当の原因をご説明していきます。まだ年齢が若い人も中年層も高年齢の方も、ぎっくり腰に悩まされることのない一生を送るために必須の内容ですので、しっかり見ていきましょう!

年齢というよりは筋肉が原因!

筋肉

ぎっくり腰になってしまう最大の原因は年齢ではなくて筋肉にあります。腰回りの筋肉が凝り固まって柔軟性を失うと、背中を伸ばしたり捻ったりする動きに筋肉が耐えられずに強烈な痛みを発します。これがいわゆるぎっくり腰です。

また猫背などで姿勢が悪かったりして身体に歪みが生じることで腰の筋肉に常に負担がかかり、何らかの拍子で腰に蓄積された負荷が痛みとして出る場合もあります。

他にも運動不足などによって筋肉が衰えた状態でも柔軟性が失われていたり身体の動きに耐えられなくなるので、ちょっとした動作で急激に痛みを発する可能性が高くなります。

年齢が高くなるとぎっくり腰になりやすくなるのは、年齢を重ねていくうちに運動する機会が増えて筋力が落ちてしまったり、長年続く毎日のデスクワークなどで腰の筋肉が長らく凝り固まったり歪んだ状態になるからなんですね。

年齢が若くても運動しなければ筋肉が弱くなる

年齢を重ねていくうちに運動の機会が減るから筋肉が衰えてぎっくり腰になりやすくなるということは、年齢に関わらず運動をあまりしない人は筋肉が弱くなりがちでぎっくり腰になりやすくなります。

なので年齢が若くても毎日椅子に座る時間が長い上に外に出歩くもあまりしない、という人はぎっくり腰になりやすいと言えます。

筋肉の衰えは25~30歳くらいから始まると言われていますので、まだ年齢が若い人も『自分はまだぎっくり腰は大丈夫』と思っていたら痛い目に合ってしまうかもしれません。


ただ、筋肉は若いうちから衰えが始まるといっても、運動したり筋トレしていれば何歳からでも鍛えられますし衰えるペースを遅くすることが可能です。

それにぎっくり腰の対策でいえば、それほど強度の高い運動や筋トレをする必要はなくて、日頃から歩いたり階段を使ったりするくらいの軽い運動でも十分な効果があります。

姿勢が悪いと年齢関係なくぎっくり腰になりやすい!

猫背

例えば猫背や片方の足に体重をかける姿勢などは腰の筋肉にとても負荷がかかり、筋肉が凝り固まる原因となります。これは年齢に関わらず全ての人に共通することなので、年齢に関係なく姿勢が悪いとぎっくり腰になりやすくなるんですね

特に座った状態で猫背の姿勢になるのは腰にかかる負担がとても大きいので、デスクワークやスマホなどで猫背になりがちな人は要注意です。

その他にも良く足を組んでいると骨盤が歪み、歪みによって筋肉が引っ張られるので固くなってしまいます。そうなるとぎっくり腰になりやすくなってしまいます。

また長時間同じ姿勢を続けることは、その姿勢であっても腰の筋肉が凝り固まる原因になるので気をつけましょう。仕事などで座りっぱなし立ちっぱなしという人は合間にストレッチや体操などの軽い運動を取り入れると、腰の筋肉が凝り固まるの防ぐことが出来ます。

※骨盤の歪みとぎっくり腰の関係性はこちらの記事で詳しく説明しています

若い人たちのぎっくり腰が増えている?

20代,ぎっくり腰

基本的に若い人の方がより年齢の高い人に比べて筋肉も強く柔軟性が高い傾向にあるのですが、前の章でもお伝えした通り運動不足や悪い姿勢によって年齢の若い人でも筋肉が弱くなったり柔軟性を失うことで、年齢に関わらずぎっくり腰になる可能性は高くなります。

特に現在の若者は今の50代や60代が若かったころに比べて、PCやスマホなどが普及しているので猫背になりやすかったり、長時間座るなど同じ姿勢を続けていたり、技術の発達で歩くことが減っていたりと運動不足や姿勢が悪くなる要因が多いです

そのため現在は若い人でもぎっくり腰になってしまう人は過去に比べて多くなってきています。これから先さらに技術が進歩していくとますます運動する機会は減っていきますし、PCやスマホなどを扱う機会は今後も多いでしょうから、今まだ年齢が20~40の間にある人でもぎっくり腰への油断は禁物です

デスクワークが多い人は要注意!

デスクワーク

年齢が若い人たちの中でも特にぎっくり腰に気を付けた方が良いのは、デスクワークをする人たちです。エンジニアやWebデザイナーといった職業だけでなく事務職や企画職など、今や営業職もPCを使った業務が増えているのでデスクワークをする機会はとても多いです。

デスクワークが長い人は長時間同じ姿勢をするので腰をはじめとして背中や肩の筋肉も固くなりますし、足やお尻など下半身の筋肉も衰えたり固くなったりします。腰の筋肉はお尻や脚にもつながって連動して動きますので、下半身の筋肉が衰えたり固くなることでも腰は影響を受けます


さらにはデスクワークは猫背になりやすく、仕事をしている間ずっと腰の筋肉へ負担がかかった状態になってしまいます。そのためデスクワークが多い人は年齢が関係なく若くてもぎっくり腰になりやすいんですね。

仕事の都合上デスクワークが多くなるのは仕方がないので、適度に休憩をとりストレッチを行ったりコンビニまで歩くなどして対策をとりましょう。猫背などの悪い姿勢の対策としては姿勢矯正グッズを上手く活用するの良いでしょう。

スマホを使いすぎるとぎっくり腰になる?!

スマホ

もう一つ若い人たちの中でぎっくり腰になりやすくなる原因となるのはスマホです。なぜならスマホを使う時に猫背になったり前かがみになることが多いからです。

また背中は真っすぐ綺麗でも首が傾くことで首の筋肉が凝り固まり、首につながる背中の筋肉も引っ張られる、そして背中につながる腰の筋肉も引っ張られて負荷がかかります。

今やスマホは生活に欠かせないものになってきていますが、スマホを使う際には姿勢に気を付けて腰に負担がかからないようにしたり、使う時間を制限するようにしましょう。

※まだまだある!若者がぎっくり腰になりやすくなった理由をもっと知りたいかたはこちら↓

ぎっくり腰のなりやすさは年齢が高くなると個人差が大きくなる!

塵も積もれば山となる

ここまで見てきたように必ずしも年齢の高いことがぎっくり腰の原因ではないのですが、ぎっくり腰になるかどうかは年齢が高くなるにつれて個人差が大きくなっていきます。

これは年齢が上がっていくにつれて皆がぎっくり腰になりやすくなるのではなくて、年齢が上がるにつれて頻繁にぎっくり腰になる人ほとんどぎっくり腰にならない人二極化していくということです。


その原因は長年の積み重ねです。まだ年齢が若い時であれば運動不足や悪い姿勢の影響がぎっくり腰などの症状として出ない場合が多いです。

腰には負担がかかっているのですが、まだ蓄積が少なくて表に出てない状態なので若い人はみんな健康体に見えます(実際はぎっくり腰の予備軍と本当に健康な人に分かれています)。

しかし運動不足や悪い姿勢を長年続けていると、どんなに腰が強い人でも負担の蓄積に耐えられずぎっくり腰になってしまいます

一方で年齢が高い人でも、腰への負担が蓄積されていなければぎっくり腰にはほとんどなりません。なので年齢が高くなると直ぐにぎっくり腰になる人と全くならない人に二極化します。

年齢が若いうちからぎっくり腰にならない身体づくりを

身体づくり

年齢が高くなり既に腰の負担が長年蓄積されてしまった状態から、ぎっくり腰の対策するというのは大変です。長年の習慣で染みついてしまった悪い姿勢を直したり、今まであまりやっていなかった運動を40歳や50歳という年齢を超えてから行ったりするのはとても骨が折れます。

なので、まだ20~30代という若い年齢であっても『まだ大丈夫』と思わずに、年齢が若いからこそぎっくり腰にならない身体づくりをしていくことが大事になってきます。

日頃から軽いもので良いので運動を取り入れる、姿勢を正すなどしてぎっくり腰になりにくい身体を作っていきましょう!

※ぎっくり腰を予防する効果的な運動を知りたい方はこちらをご覧ください

※ぎっくり腰になりにくい身体づくりでは食事も大切です!ぎっくり腰になりにくい食事に関して知りたい方はこちら

”決して遅すぎることは無い”

ぎっくり腰は年齢が若いうちから対策するのが大事だと言いましたが、年齢が高い方でもまだ遅すぎることはありません。日頃の生活習慣を改善していけば、時間がかかったとしてもぎっくり腰になりにくい身体を作っていくことは十分に可能です。

筋肉はいくつになっても鍛えられますし柔軟性も向上できます。筋肉が強くなり柔軟性が向上すれば姿勢の改善にもなります

なので『もうこの年齢だと仕方ないのかな』とあきらめることなく、今からでもぎっくり腰になりにくい身体を作ってぎっくり腰に悩まされることのない人生を送っていきましょう!