ぎっくり腰が長引くのにはいろいろな理由がある

ぎっくり腰を早く治したいと思っているのに、その症状が長引くのにはいろいろな理由が考えられます。それは、ぎっくり腰が「ただ放っておけば完治する症状」ではないからです。

ぎっくり腰の場合は、症状は軽くはないにしろ、骨が折れたり外傷があったりするわけではありません。そのため、「治りかけ」の時期に「もう大丈夫」だと、油断してしまいがちです。

つまり、治りかけの時に対応を間違えると、ぎっくり腰が長引く結果を招いてしまうわけですね。では「間違った対応」とはどういったものなのでしょうか?

ここから、ぎっくり腰が長引く理由として考えられるものを紹介していきます。

ミヤネおばさんミヤネおばさん

ぎっくり腰を安易に考えていては、症状は長引くわよ!

ぎっくり腰が長引くのは安静にし過ぎるため

ぎっくり腰が長引く理由のひとつは、症状が軽くなってきても、いつまでも安静にしていることです。腰にまだ痛みが残っているからといって、安静にばかりしていては、ぎっくり腰は長引くこととなります。

 

長引くのは慢性期に体を動かさないため

ぎっくり腰の痛みの慢性期には、あまりにも体を動かさないと、症状が長引く可能性が高いです。その理由は、骨折後にはリハビリが必要なように、ぎっくり腰にもリハビリとなる動きが必要だからです。

ぎっくり腰には急性期慢性期があります。急性期とは、腰の筋肉に炎症や内出血が起きていて安静が必要な時期で、一般的にはぎっくり腰になってから1~3日間程度です。

一方慢性期は、炎症や内出血が治まった時期ですが、安静にしていた分、腰周りの筋肉は固くなっていて、血液循環も活発ではありません。

そのため、軽い歩行や日常動作を行って、固まった筋肉をほぐし血液循環を良くすると、ぎっくり腰が長引くことを防げます。

 

長引くのはいつまでもコルセットをしているため

ぎっくり腰が長引くのは、症状が軽くなってきても、コルセットをし続けるためです。それは、コルセットが腰周りの動きを制限し、血液循環も減少させてしまうからです。

ただ、コルセットが必要な時期もあります。ぎっくり腰発症後、痛みが激しくて、そのままでは到底動けない時はコルセットも必要です。

しかし、ぎっくり腰が慢性期に入り、ある程度痛みが治まってきたら、コルセットははずすことをおすすめします。そうすることで、腰周りが固められることから解放され、血液循環は回復し、ぎっくり腰は「長引く」から「回復」に向かいますよ。

当初の痛みの恐怖があるためにコルセットをし続けてしまうことは、ぎっくり腰が長引く原因となります。

腰田さん腰田さん

おとなしくじっとしていることが良いわけじゃないんじゃな!

ぎっくり腰が長引くのは座り姿勢が長いため

20代,ぎっくり腰

ぎっくり腰が長引くのは、長時間座り姿勢でいることも理由のひとつです。一見座ることは楽なように思えますが、ぎっくり腰にはどうなのでしょうか?

 

座り姿勢は腰への負担が1.5倍

実は、人は立ち姿勢よりも座り姿勢の時の方が、腰への負担は約1.5倍にも増えるのです。その理由は、立ち姿勢では脚・腹筋・背筋などの全身で上半身の重さを支えますが、座り姿勢では、ほぼその重さが背中や腰だけにかかってくるからです。

ぎっくり腰になると、少し症状が軽くなってきても、あまり積極的には動き回らないですよね。そのためどうしても座りっぱなしの時間が長くなると、治りかけの腰にダメージとなり、症状は長引くこととなります。

 

ぎっくり腰が長引くのには座り方も関係する?

ぎっくり腰の時には、腰に負担が大きい座り方をすれば、症状が長引く原因になります。それは、まだぎっくり腰が完治していないのに、腰にダメージを与えることになりますから、治りが遅くなっても仕方ありません。

そのため、猫背で背中が丸まった座り姿勢などは最も避けたいですね。その姿勢でいる限り、腰の筋肉は休まらず固くなり、ぎっくり腰が長引くことは十分に予想できます。

ミヤネおばさんミヤネおばさん

座ってばかりではなく立ち上がることも大事よ!

ぎっくり腰が長引くのはマッサージのため?

ぎっくり腰が長引く理由としては、案外「腰に良い」と思ってやっているマッサージが体に合っていない場合があります。

「腰が悪ければとにかくマッサージが良い」と思っている人もいるかもしれません。しかし、ぎっくり腰はただのコリではなく立派な怪我です。安易にマーサージをすることは、ぎっくり腰が長引く原因になります。

ぎっくり腰が治っていない状態でのマッサージは要注意!

ぎっくり腰が治っていない状態でのマッサージは、症状が長引く可能性がありますから要注意ですよ。それは、治りかけている途中の腰に、揉んだり押したりの刺激が合わない場合があるからです。

ぎっくり腰後の腰の筋肉は、健康な時とは比べ物にならないくらい固くなっていたり血液循環が悪くなっていたりするでしょう。そのため、ぎっくり腰のことを知るプロにまかせるか、自分でも慎重に行わないと、筋肉はほぐれるどころか、余計に緊張してしまいます。

そして、とくに強いマッサージは症状が長引くか、さらに悪化させてしまう可能性が高くなります。自分で腰にテニスボール等を当てたり、マッサージチェアに座って痛いところをさらにグイグイと押したり揉んだりしては危険です。

強い刺激は、治っていたと思っていた炎症や痛みを、再び呼び起こしてしまうこともありますよ。「強い方が効く」「痛いところほど強くやった方が治る」という考えがあるとしたら、それが長引く大元の原因です。

腰田さん腰田さん

「マッサージ = ぎっくり腰が治る」とは考えない方が良いのじゃな!

ぎっくり腰が長引く理由は過度な運動やストレッチ

両膝に手を当てる

ぎっくり腰を早く治したくて運動やストレッチをし過ぎても、その症状が長引くこととなります。

長引くのは運動やストレッチのやり過ぎ!

ぎっくり腰が長引くのは、運動やストレッチをやり過ぎてしまうことにも原因があります。運動やストレッチも「適度」は効果的ですが、「過度」にやってしまっては、症状は長引くでしょう。

過度にやってしまう要素としては、「とにかくたくさん動いた方が治るだろう」という思い込みと、「もう普通に動いても大丈夫だろう」という油断があるからです。ぎっくり腰は決して軽い怪我ではありませんから、運動やストレッチも慎重に行ってください。

長引くのは「無理」と「油断」があるからです。

 

ぎっくり腰には体を動かすことと休養が大切

ぎっくり腰が長引く理由は、体を動かすことと休養のバランスが悪いことが考えられます。ぎっくり腰は、安静にし過ぎても動き過ぎてもなかなか順調に治ってはきません。適度に動いて、休むことが大事です。

ただ、ぎっくり腰が長引くと、「なかなか治らないイライラ」が募りやすくなります。そのせいで気持ちが焦り、動いて何とか治そうとすると、逆に症状は長引くことになりますよ。

人の体は、動いて刺激を受けた後、休んでいる間に回復する(治る)ものです。ぎっくり腰が長引く人は、動いた後にしっかり体を休ませることを意識してください。

ミヤネおばさんミヤネおばさん

何でも頑張れば良いってもんじゃない!休みも大切よ!

まとめ:ぎっくり腰が長引く理由は〇〇し過ぎ!

今回は、ぎっくり腰の痛みから早く抜け出したい人に向けて、ぎっくり腰が長引く理由を紹介しました。長引く理由はいくつかありましたが、どれにも共通しているのが〇〇のし過ぎということです。

安静にし過ぎ、座り過ぎ、強すぎのマッサージ、動き過ぎというように、どれも最適・適度を超えてしまうと長引く原因になってしまいます。

ぎっくり腰は見た目以上に大きな腰の怪我です。そのため、先にもお伝えしましたが、ちょっとした「無理」「油断」が、長引くだけでなくぎっくり腰の再発を招きかねません。

ぎっくり腰が長引くことなく、少しでも痛みから早く抜け出したいのなら、決して〇〇し過ぎないことです。完治のためには「適度」を目指してください。