ぎっくり腰にも後遺症はある?

何をやってもぎっくり腰が治らない

ぎっくり腰はしっかり治さないと、後遺症が残る可能性は十分にあります。その後遺症を甘く考えてはいけませんよ。「少し痛みが残っている」程度のものもあれば、もっと重度な腰の疾患につながるケースもあるのです。

 

ぎっくり腰は痛みがなくなっただけでは完治とはいえない

ぎっくり腰の痛みがなくなって「治った!」と考えてはいけません。それで安心してしまっては後遺症リスクは高まります。

ぎっくり腰の大きな特徴は非常に激しい痛みですね。もしあなたがぎっくり腰を経験したことがあるとしたら、「とにかくこの痛みを何とかしてくれ!」と思ったのではないでしょうか。

そのため、症状が治まってきて痛みが気にならなくなってくると、とりあえずホッとはするでしょう。しかし、痛みがなくなっただけでは、ぎっくり腰が完治したとは言えないのです。

ぎっくり腰になると、たいがい数日は激痛が治まるまで安静状態を保ちますよね。その後は痛みが軽くなってきて、恐る恐る体を動かし始めることとなります。

ただこの時点では、腰周り(あるいは全身)の筋肉は相当硬直してしまっていて、血行も悪く動きが鈍くなっています。そのため痛みが引いても筋肉は全然元通りにはなっていないのです。

ですからぎっくり腰は、痛みが引いてさらに筋肉や関節が以前のように動くようになって、はじめて完治したといえます。その見極めをしっかりとしないと、恐ろしい後遺症に悩まされることになるかもしれませんよ。

 

ぎっくり腰の後遺症が残ってしまう原因

ぎっくり腰の後遺症が残ってしまう原因は、ぎっくり腰をしっかりと完治させていないからです。痛みが治まっただけで、もうぎっくり腰になる前の生活に戻ってしまっては、後遺症とぎっくり腰の再発の恐れもあります。

そのため、痛みが治まるとともに腰に負担が大きい動作は避けなくてはいけません。

「重いものを持つ」「物を持つ時に重心に偏りがある持ち方をする」「長時間イスに座る」「姿勢が悪い」等のことをしては後遺症を招き入れているようなものです。

ですから、ぎっくり腰が治っていく段階で、「姿勢を良くする」「良い姿勢で歩く」「徐々にストレッチをしたり運動をする」等を実践して、ぎっくり腰を完治まで導くことが後遺症を残さないための大事なポイントです。

腰田さん腰田さん

ぎっくり腰の後遺症なんて聞いただけで絶対に嫌じゃ!

 

また、もしぎっくり腰予防のストレッチを知りたい時はこちらの記事をご覧ください。

 

ぎっくり腰の後に起こり得る後遺症

ぎっくり腰の後遺症はもちろん避けたいですよね。そのためにも、まずはどんな後遺症が起こり得るのかを知っておいてください。

ミヤネおばさんミヤネおばさん

ぎっくり腰の後遺症はあなたにも起こり得るわ!よく知っておくことよ!

 

ぎっくり腰の後遺症としては非常に怖い腰椎や脊髄のケガ

ぎっくり腰と発熱は脊椎炎

ぎっくり腰の後遺症として重度の部類に入るのが、腰椎や脊髄のケガですね。その病名としては、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、脊椎分離症、すべり症等があげられます。

これらのケガは、ぎっくり腰によって腰椎周辺の筋肉のバランスが崩れて、腰椎に均等に体の重さがかからなくなってしまうことによって起こり得る可能性があります。腰椎の一部や背骨のひとつひとつの間にある椎間板がズレやすくなったり、腰椎が変形しやすくなったりするということですね。

すべてぎっくり腰が原因で起こるわけではありませんが、ぎっくり腰をしっかりと治さずにいると腰椎や脊髄のケガのリスクは高まるでしょう。

手足にしびれが発生したり歩行不良になったりするケースもあるそうです。症状によっては生涯つらい後遺症に悩まされることになってしまうことも十分に考えられますよ。

「なってしまってから」では完治しにくいケガもありますから、そうならないためにも後遺症の怖さを認識しておいてください。

 

ぎっくり腰の後遺症としてはメジャーな慢性腰痛

ぎっくり腰でストレス

ぎっくり腰の後遺症としてありがちなのは、おおよその痛みは取れたのだけれど多少の痛みが残る慢性腰痛になってしまうケースです。

ぎっくり腰が治り切らないうちに腰のケアを怠ってしまうと、激痛は治まったけれど筋肉がまだ健康状態に回復していない場合があります。それは腰周りの筋肉が固まったままであり、血行不良や柔軟性不足の状態であるということです。

ぎっくり腰の炎症や内出血が治まっても、筋肉が固まったままであるとその筋肉を覆っている筋膜はよじれたままになっています。その筋膜のよじれが改善しないと痛みが消えずに後遺症となってしまうともいわれています。

ぎっくり腰がほとんど痛くなくなったからといって安心してしまうのは油断大敵です。「後遺症かもしれない」と気づいてからでは、治療期間が当初の何倍もかかってしまうことは十分にあり得ますよ。

 

ぎっくり腰の後遺症でも起こり得る慢性の肩コリ・首コリ

ぎっくり腰の予兆

ぎっくり腰の後遺症としては、想像しにくいかもしれませんが肩コリや首コリも起こり得ます。これはぎっくり腰により腰周りの筋肉のバランスが崩れ、姿勢が悪くなり肩や首に余分な力が常に入ってしまうために起こるです。

人の頭はボーリングのボールほどの重さがあります。そのため良い姿勢で頭部が背骨にのっていると、首や肩周りの筋肉は最低限の力で頭を支えていられます。

しかしぎっくり腰が原因で姿勢が微妙に前かがみや左右に傾いてしまうと頭の重心が変ってしまいますから、首や肩ががんばって頭を支えなくてはなりません。

その結果、首・肩は常に疲労し、ぎっくり腰の後遺症として慢性の肩コリ・首コリとなるわけです。

たかが肩コリ・首コリとは考えないでくださいね。ぎっくり腰をしっかり治さない限り、それは後遺症として長年あなたに不調を感じさせるものになってしまいますよ。

 

ぎっくり腰の後遺症だとは気づきにくい内臓の不調

ぎっくり腰の後遺症として、内臓が不調になることもあります。「何だか胃がもたれる」「ずっと便秘気味」「生理が不調」というのがぎっくり腰の後遺症である場合があるということです。

ぎっくり腰になると当然腰の筋肉が硬直しますが、同時に腰の前面であるお腹もカチカチに緊張することがほとんどです。これは腰を守るために正常な反応として起こります。

ただ、腰とお腹が硬直すればお腹周りの血行は悪くなり冷えを招いて、お腹の中にある胃腸や子宮といった臓器の機能が低下してしまいます。それが内臓不調となるわけです。

ぎっくり腰をしっかり治さないと、内臓の機能がなかなか回復せず後遺症として残る可能性は高まりますよ。内臓の不調は他の病気にもつながる恐れがありますから、それにはぎっくり腰をきっちり完治させることです。

「そういえば、ぎっくり腰以来お腹の調子が悪いかも・・・」ということがあったら、ぎっくり腰の後遺症の可能性も考えてみてください。

腰田さん腰田さん

ぎっくり腰の後遺症はひとつじゃないんじゃな。甘く考えてはいかんな!

 

まとめ:ぎっくり腰はしっかり治して後遺症を防げ!

今回はぎっくり腰の後遺症として考えられるいくつかのケースを紹介しました。後遺症が出てしまって、「最初のぎっくり腰さえちゃんと治しておけば・・・」と悔やむことになるのは何としても避けたいです。

また、後遺症がそこで終わるならまだしも、次の違う病気につながることもあります。人の体は不調を放っておけば連鎖しますからね。

もしぎっくり腰になったら、そこでしっかり完治させてください。後遺症を確実に防いで、健康で快適な腰を維持しましょう!

ミヤネおばさんミヤネおばさん

ぎっくり腰治療は中途半端でやめないこと!必ず完治を目指すのよ!

 

ぎっくり腰をしっかりと治すための体操を知りたい時はこちらの記事をご覧ください。