生理中にぎっくり腰になりやすい理由

ぎっくり腰の予兆

生理中は体のだるさや冷え、腹痛、そして腰痛等に悩まされることはありませんか?

生理中は抵抗力や免疫力が低下しやすいですから、その時期はさまざま体の不調が出やすく、そのひとつが「ぎっくり腰」でもあります。

生理中にぎっくり腰になりやすい理由を、以下にさらに詳しく解説します。

 

生理中のホルモンバランスのくずれ

生理中にぎっくり腰を招きやすい理由のひとつは「ホルモンバランスのくずれ」があるからです。

生理中の腹痛や腰痛の原因は「プロスタグランジン」というホルモン分泌の増加によるものです。プロスタグランジンには、経血の排出がスムーズに行われるように、子宮の収縮を促す役割があります。

ただ、同時に血管自体も収縮させてしまう作用があるために、血液循環は悪くなり、骨盤周囲を中心に冷えを招き、骨盤内はうっ血状態になります。

このことが骨盤(子宮)に近い腰に影響して腰痛を起こしやすくなるわけですね。もし日頃から腰痛がある女性であれば、生理中はその症状がさらに悪化しがちになるでしょう。

生理の影響で腰周りは冷えて筋肉は固くなり、その状態でさらに腰に強い負荷が加わるようなことがあれば、その瞬間にぎっくり腰になっても不思議はありません。

 

生理中に起こりやすい自律神経の乱れ

生理中には、個人差はありますが、さまざまな体調不良が現れます。そのためいつも以上にストレスを感じる女性は多いでしょう。

ストレスを過剰に感じると脳の視床下部という所がダメージを受けるため、視床下部がコントロールしている自律神経が乱れてしまいます。

自律神経が乱れると、呼吸・体温・血圧・排泄など機能が低下し、筋肉の酸素不足、免疫力低下、冷え、栄養不足を招きます。

したがって、「現在腰痛を抱えている」「日頃から腰が弱い」「腰が疲れている」等のことがあれば、生理中にそれらのダメージに腰が耐えられなくなって、ぎっくり腰になってしまう可能性が高まるでしょう。

ミヤネおばさんミヤネおばさん

生理中の女性の体は想像以上にデリケートよ!

 

生理中の5つのぎっくり腰予防法

生理中には5つのぎっくり腰予防法をおすすめします。どれも普段からぎっくり腰予防には大切なことですし、生理中はより意識したいことばかりです。

 

生理中は体を冷えから守る

生理中には経血と血液循環の低下により、体がより冷えやすくなります。「冷えは万病の元」といっても良いくらい、体にはダメージが大きく、それは腰にとっても同様です。

ですので、生理中にはぎっくり腰予防のためにも体をしっかりと温めることを意識してください。

  • 体が温まる衣類を着用する
  • 湯船にゆっくりと浸かる(熱いお湯に短時間入っても体は温まりにくいです)
  • 体が温まるものを食べる

「冷え」を軽く考えてはいけません。常日頃から腰に不安がある方でしたら尚更ですよ!

 

軽い運動で血液循環を促す

これまでも述べましたが、生理中には子宮に血液が集中しますから、全身の血液循環は悪くなりがちです。そのため、軽い運動を行い、血液循環を促しましょう。

ここで大切な事は、あくまで「軽い運動」であることです。

人によっては散歩か軽いウォーキング程度が適しているかもしれません。普段激しい運動を習慣にしているなら、軽いジョギング位でも良いでしょう。

生理中の体力は普段よりは落ちますから、それに合わせて楽にできる運動を行うことが、血液循環を促し、ぎっくり腰の予防にもなります。

 

生理中は日頃の活動ペースをゆるめる

生理中は身体機能全部が低下しますから、一日の活動ペースをゆるめることも大事です。仕事や家事等、やらなければならないことはあるでしょうが、同じやるにしても、より体調を気遣ってください。

ぎっくり腰になった人の中には、「まさか自分がぎっくり腰になるとは・・・」と思っていた人は少なくないでしょう。それはある意味、体のことを過信していたといえるかもしれません。

腰痛や腰の疲れ、生理中の不調等があっても「これ位は大丈夫」「頑張れば何とかなる」と考えて無理をしてしまう人はぎっくり腰にもなりやすいでしょう。

体が元気な時は目一杯活動して、生理中は活動ペースをゆるめるということは、体の状態に適したごく自然なことですよ。

ミヤネおばさんミヤネおばさん

生理中は頑張ってはダメ!らく~に、らく~によ!

 

生理中はストレスコントロールを意識する

生理中は体調の変化から、普段よりストレスを感じやすくなります。それが自律神経を乱して、より抵抗力・免疫力を低下させますから、ぎっくり腰にもなりやすい環境ができてしまいます。

そのために大事なことは「ストレスコントロールを意識する」ことです。ストレスは「無くそう!」と思って無くなるものではありません。ストレスを無くすのではなく「コントロール」するのです。

コントロールとは、「生理中はストレスを感じやすくなる」ことを知って、それに合わせて気分や行動を調節するということです。

生理中はストレスが増えると自覚して、抵抗せずにゆったりと過ごすということで、ストレスは感じても「溜め込みにくく」なります。

その結果、自律神経への悪影響も最小限にとどめられて、ぎっくり腰のリスクは小さくなっていくでしょう。

 

ぎっくり腰とストレスとの関係をもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

 

消化の良い食事で内臓への負荷を軽くする

食事

ぎっくり腰を予防するなら、消化の良い食事をとり内臓への負担を軽くすることは大事であり、それが生理中なら尚更です。

生理中は子宮に血液が集まり、胃腸に負担が多いものを食べれば胃腸にもたくさんの血液が必要になります。ということは、仮に腰が疲れていても、腰の筋肉を回復させるために血液が十分に回っていかないということです。

ですので、ぎっくり腰を予防したければ、常日頃胃腸に無理をさせないことは大事ですし、とくに生理中はより消化の良いものを食べることを心がけてください。

 

胃腸の負担を減らすことがぎっくり腰に大事な理由を、さらに知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

 

まとめ:生理中は体を労わってぎっくり腰を防ごう!

ぎっくり腰をしっかりと予防したいなら、生理中はとにかく体を労わりましょう。

ぎっくり腰になってしまう人の多くは、日頃から無理をしてしまいがちで、その無理がたたってぎっくり腰になっているわけです。生理中は余計に無理がきかない時期ですから、より体のことを気遣うようにすることが大切です。

今回お伝えした5つの予防法をぜひ実践してみてください。生理中でもぎっくり腰の心配をすることなく過ごせるようになりますよ!